moopener for android NetVision

VPN接続(moopener搭載機能)


1.仕組み

 全てのインターネットへのアクセス(やり取り)要求を、直接、宛先に送付せずに、高度の暗号化と圧縮を行った上で、特定の(moopenerでは当社内の)VPNサーバーへ送ります。 そして、VPNサーバーから目的のインターネットへアクセスします。
 インターネットからの応答も、そのVPNサーバーで受けて、暗号化・圧縮した上で、お使いの装置(スマートフォン等)に返信されます。

ご注意:弊社は接続事業を行っている物では無いため上位回線の設備が乏しく、申しわけありませんがmoopenerでのvpnのご利用では十分な速度をお約束できません。
あくまでサンプルとご理解ください。 速度が必要な場合は、ぜひ、弊社がアプリを提供させて頂いている、ニフティ様等のサービスをご契約・ご利用ください。


2.メリット(良い点)

[1] セキュリティの低い公衆無線LANを使っていると、第三者がその電波を受信する事で、お使いのスマートフォン・タブレットでのインターネット・アクセスの内容を、読み取れる場合があります。 通信内容を盗まれるという事です。
VPN接続を使う事により、全てのインターネットアクセスが暗号化されるため、無線LANの電波を受信しても内容を読み取る事が不可能になります。

[2] 公衆無線LANによっては、一部のインターネット通信・アプリ(LINEや、SIP電話アプリ等)が使えない事があります。そうした環境でも、moopenerのVPNを使う事で、全てのインターネット通信を使う事ができます。

[3] (無線LANの暗号化方式によらず)無線LANでは、同じ無線LANに接続した機器から、お使いのスマートフォンへの アクセスが可能です。こちらからアクセスしなくても、相手からアクセス可能という事です。 そのため、セキュリティホールや、バックドアがあった場合、 悪意の第三者のハッキングや、ウィルスによる攻撃・被害を受ける危険があります。 セキュリティホールや、バックドアが無ければ問題ありません。
VPN接続を利用する事で、同じ無線LANからのアクセスを遮断し、VPN経由のインターネット通信のみを受ける事になるため、 そうした危険を避ける事ができます。

[4] 情報を圧縮して送りますので、(また、複数の小さいパケットをまとめる場合があるため)通信量・パケット量の節約になります。テキストデータでは半分以下になりますが、画像や動画は予め圧縮された形式が多いため有効ではありません。


3.現状の制限事項

[1] VPN接続の時間を、接続開始から30分1時間に制限しております。

[2] 通信速度は機種と混雑度で変わりますが、VPN接続を使わない場合よりも低下します。一般的な機種の実測値で5〜10MBPS程度です。androidのvpnとしては高速な部類のようですが。

[3] 一定数以上のユーザーの同時利用を制限しております。それを超えた場合は接続できません。

以上の制限事項は、当社インフラ等による物です。順次、緩和させて行く予定ですので、ご理解のほどお願いもうしあげます。
今のところユーザ数には余裕がありますし、速度も上の値程度を維持しています(2018/04/01)。
長時間の接続や、速度が必要な場合、当社から当該アプリ機能を提供させていただいておりますニフティ様のVPNサービス等をご利用ください。


4.注意事項
 以下のような注意事項があります。

[1] ステータスバーに表示される鍵マークを確認してお使いください。VPNによる高セキュリティが有効な状態では、必ず鍵マークが表示されています。表示されていない場合は有効ではありませんので高セキュリティは保たれていません。セキュリティを必要とするインターネットアクセスは、必ず鍵マークを確認の上で行ってください。

[2] 予告無しに、機能や制約の変更、運用の停止をさせて頂く場合があります。
実績として、ほぼ連続運用できています。(2014/09/08)

[3] 現状、(専用のVPNサーバーのご利用を含めて)moopenerで、このVPN機能をお使い頂くために、新たな費用は必要ありません。 ですが、将来は別の費用をお願いする可能性があります。

 上記をご理解の上で、よろしければ、お使いください。



5.解説

[1] moopenerに実装したVPNのプロトコル(moopener vpn)は、こうした処理に特化した独自の物です。 十分なセキュリティを確保していますし、オープンソースで無いため、ハッカーによるセキュリティホールの探索も難しいでしょう。
moopenerの接続・ログイン処理と一体化していますので、VPNの接続を意識する事無くお使い頂けます。

[2] WEBにアクセスできる環境であれば、(NAT配下であったり、VPNパススルーの設定が無くても、また、多少の制約がある場合でさえ)moopenerのvpnは接続できましょう。 国内の公衆無線LANでは、ほぼ全てで使えるように設計してあります。 そして、VPN接続後のインターネット環境は、制約の無い、よりオープンな物になりえます。

[3] 無線LANは、電波の情況で一時的に途切れる事があり、一般的なVPNは、そこで切断されてしまいがちです。
また、再接続は手動であったり、時間がかかったりする等の問題がある場合があります。
moopenerのvpnは、そうした場合でも、自動で、かつ、高速で再接続するため、無線LANの一時的な切断を意識せずにお使い頂けます。

[4] 高速で接続できるため、使えるようになるまでに、お待たせする事がありません。



このシステム(アプリ、サーバ)を、サービス事業者様、企業様向けに販売しております。 ID/Pass認証を付けた版等もご用意できますので、ご興味がありましたら、是非、お問い合わせください。
mail : info31356@netv2.netvision.co.jp

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